人声久語(拾遺帖つづり)

世の中そんなに捨てたもんじゃないよ あんまり頑張らないで 捨てられるものは捨てて行きましょう

やさしい おとこ達

 

女は男に対し、「やさしいだけではねぇー」とよく言う。

しかし、理想の男性の条件には必ず「やさしい人」は入っている。

「やさしい」とは、それだけでは「つまらない」との意が含まれるのだろう。

「やさしさ」にも、ランクがあるのが解らぬのか?

好きでないものには、心から「やさしく」は出来ぬ。

そういう「やさしさ」は最初から、限りを考えた「やさしさ」であるのに...

考えろ!
見極めろ!
自分もやさしくできるのか!

だから、「やさしさ」が返ってくるのだろうけど。

また、優しさを易しいと思い違いしてしまう

やさしさは、自分から、そして相手から。


優しさは、「人の憂い」が優しさとなります。

だから、ひらがなで書こうと思いませんか。

本当のやさしさをを言葉だけにしている人が多いなぁ。

心から優しさを感じたときに「優しい」にしよう。


若かりし頃、こんな事を言ってくれた人がいた。


「優しさ」

これほど漠然とした言葉もない気がします。
枠も意味も広すぎて とらえどころがない。
だからわたしは あんまり使わないです。
警戒しすぎて 意地悪になっちゃったりもします。
たいして仲良くもない人に 便利に褒められたりするとき。

「○○ちゃんはほら、優しいからぁ」
「どんなところがですか?」
「・・・・・」

優しくすると自分が気持ちいいんだよ。
優しくしたい人に優しくするのは そう考えるとアタリマエでしょう?
もっといえば 自分の喜びのためでもあるよね。

悩みがあって話したかったのに ずーっと会ってくれなくて
自分でなんとか乗り越えて心がへとへとになったとき

突然現れて、

「君にプレゼントしたくて ずっとバイトしてたんだ」
って、キラキラしたもの渡されても・・・。

そこで彼に心からお礼をいえるなら 女の方が優しい。

で、彼女の顔を見て慌てて反省するなら 男も優しい。

 

でも、反省しても遅いことに男は気づかない。。。。。。

その時やさしい男たちが、優しさの本当の意味を理解するのだろうか。。。。