人声久語(拾遺帖つづり)

世の中そんなに捨てたもんじゃないよ あんまり頑張らないで 捨てられるものは捨てて行きましょう

あなたは「ロゴス」?「パドス」?

「ロゴス」と「パドス」聞いた事お有りでしょうか。

あなたは、「ロゴス」?「パドス」?どちら派ですか。


人間の脳も左・右脳で機能が分かれ、左脳が「ロゴス」、右脳が「パドス」をつかさどります。
左脳は論理的思考、右脳は情緒的思考を担当しているのです。

「ロゴス」は 、理性、意味、言葉。
「パドス」は 、感情、情熱、情念。

西洋人の脳は、
言語を司るロゴス脳(左脳)と物体などを認識するパドス脳(右脳)きっぱり大別されるのだそうです。
よって、「ロゴス」とは論理、「パドス」とは情念になります。

しかし、日本人の脳は、
「ロゴス」にしろ、「パドス」にしろ
「こころあるもの」を左脳で、「こころないもの」を右脳で、処理しているらしいのです。

西洋人の脳は、きれいに左脳=ロゴス、右脳=パドスとなっているのですが、日本人の脳は、そうではないというのです。

例えば、虫の音色、風鈴の音などを日本人は、風情ある音色として左の言語脳で聞くのに対し、西洋人は、ただの「雑音」として右脳で聞いているらしいのです。

自然の音に対し、感情を拾おうとするのは、日本人特有らしい。農耕民族の表れと関係がありそうです。

目も同じようであり、書物においても、挿絵写真の入ったページは左ページに、文書は右ページになっている場合が多いのだそうです。
目は、右は活字を、左は図形を得意とする
耳、手なども同じ機能があると言うことです。
(芸術家は左利きが多い。文字は右手で書くように作られている等。)


このように、右側が文字や言葉の「ロゴス」の世界を、左側が絵や音楽のいわゆる「パドス」の世界をそれぞれ得意とし、これらは神経の交叉で反対側の脳に繋がっているので、左脳=ロゴス、右脳=パトスとなるのだと。


ここで、あなたは「ロゴス」派「パドス」派を試してみますよ。

脳にも「利き脳」があるとのことから、
利き脳のとらえ方として、「理解力」と「表現力」について、
自分が「論理的(ロゴス)か直感的(パドス)か」というタイプの違いをしらべます。

◎両手の指を組む
  右手の親指が上なら「論理的に理解」するロゴスタイプ。
  左手が上なら「直感的に理解」するパドスタイプ。

◎腕を組む
  右腕が上なら「論理的に表現」するロゴスタイプ。
  左腕が上なら「直感的に表現」するパドスタイプ。

なんだそうですが、いかがですか。

左脳は右半身を、右脳は左半身を司る。「利き手」も脳で決まる。
 ヒトの道具や言語の発展が、左脳(ロゴス)を刺激し、右利きの比率が高まったという説もあります。


「利き脳は常に入れ替わるそうで、「考えがまとまらない」というの時は、利き脳の入れ替え時期だそうです。
そんな時はリラックスできる状況に身を置くと、思考の切り替えがうまくいく記されていました。


日常生活でも両手を使う方が脳全体の刺激になっていいらしい。週に1回か2回は利き手でない方の手で食事をしたり、
電話やケータイのメールを普段とは逆の指で打ったりする。

「ひとりじゃんけん」も有効であり、
(右手をグー、チョキ、パーと順番に出し、左手は常に負けるように出す。)

日本人の脳は科学的にも、西洋人(中国人、韓国人も含む)とは違っており、同系種はハワイやサモアなどのポリネシア人なのだそうです。

恋愛はどうなのでしょう。
「愛を絡めるためには主人公は女性であらねばならず、男性がロゴス、女性がパトスをつとめるような気がしますが。」

ちなみに私は、手がパドス、腕がロゴス、目は右目ですからロゴスです。

これって、二重人格なのでしょうか?
「ジキルとハイド」

 

私の脳は、動きが悪くどう見ても直観力のパドスではなさそうです。

また、ヒトの顔が、老化にともない左右で微妙に変わることは、ご存知ですか。
心臓からの微妙な距離の違いや、長年の蓄積によって、顔の右半分のほうが早く老けるようです。
鏡を顔の真ん中に当ててみてみましょう。
どちらの顔が老けているのかしら。。。。


「私の彼女は左利き」なぁーんてね


ご案内)
娘1号の芝居を見に、今、神田に来ています。

機会あれば、応援してやって下さい。

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