人声久語(拾遺帖つづり)

世の中そんなに捨てたもんじゃないよ あんまり頑張らないで 捨てられるものは捨てて行きましょう

キッス

キッス~  何故か嬉しいこの響き

遠い遥か昔の初キッスはどんな味だった?

甘酸っぱいレモンの味?

悔しくて苦い生姜味?

嬉しくて甘い桃色壇蜜味?

昼飯の酢豚色?

「あんなもん味なんかするか!」味?


はてさて、若かりし頃を思い出すと、失敗の苦い想いがよぎるのである。

平パン、PBをを片手に挟み我が愛の指南書と信じ
、「初キッスまでの方法」
、「絶対に失敗しない初キッス」
、「キッスが成功してもあわてない」
てなページには赤鉛筆で線まで書いて暗唱も試みたもののダメ。

鏡でトレーニングチュウも効果なし~~

何故か?
一生懸命過ぎるから。
真面目過ぎるから。
肩に力が入ってるぞ~っと声がした

いやいや、悲しいかな経験不足による
bad bad チュウーning!

はたして今の時代どうだろう?

今日はオールね!
○君と○ちゃんね6人ね。

なんて、声が聞こえて来るような。。。

あの、若大将が澄ちゃんに照れながらやっと言えた「しあわせだなぁ~、、、」


アァ、昔で良かった。
男女を意識出来る昔で良かった。

まだ あげそめし 前髪の...

切ない想いの残る昔の余韻の味がする

そうだ!まだ!これからっ!。。。

そんな事、意識できる自分で良かった!

ファイっ!


「好きな君に気づいて良かったなぁ」

と、我に微笑みを返す。

彼女(きみ)は今どこに?

待ち○○・・・・


「面影残香」