人声久語(拾遺帖つづり)

世の中そんなに捨てたもんじゃないよ あんまり頑張らないで 捨てられるものは捨てて行きましょう

自分の最期は。。。

人工呼吸器をつけて体内に酸素を送り込み、胃に穴をあける胃ろうを装着して栄養を摂取させる。
これら、延命治療であり、人の最期の"ともしび"を少しでも延ばすことをさしています。

ひとたびこれらの延命措置を始めたら、はずすことは容易ではありません。それは、生命維持装置をはずせば死に至ることが明らかだからです。

リビング・ウィル」という言葉を最近よく聞くことが多いのです。
リビング・ウィル( Living Will LW )とは、生前の意思という意味の英語の訳です。
生前に行われる尊厳死に対してであれば「尊厳死の権利を主張して、延命治療の打ち切りを希望する」などといった意思表示のことを言います。

「あらゆる手段を使って生きたい」

「回復の見込みがないのなら、安らかにその時を迎えたい」

それぞれの違った思いが、最期の意思に繋がっています。
後述のケースを「平穏死」「自然死」とよぶようです。

「自分の命が不治かつ末期であれば、延命措置を施さないでほしい」と宣言し書面を作成しておく。

安楽死」と「尊厳死」の違いのようです。
医師が積極的な医療行為で患者を死なせることを「安楽死」。
延命措置を断っても、痛みや呼吸の苦しさを緩和するための医療行為、これらの緩和医療は積極的に行ってもらうことを「尊厳死」。

皆さんの中で、若い方?にはあまり実感のないことなのでしょうが、私と同年代以前の方にとっては、認知になる前に、わが意思の明らかな内に考え表明しておくことも、必要なのかもしれない。
だって、自分勝手だと言われても、残るものにそんな判断を委ねる事事態が罪であると私は思うのですが。

ちょっと考えてみませんか。
誰にも強制されることでもなし、正誤なんてないのですから。

こんな愛しい女性はいないと思っている我バーブラ ストライサンドが演じたケイティーならなんと言うのだろう。。。。

「The Way We Were」

「are」ではなく「were」 なのです


「Living Will」

「would」ではなく「will」なんですネ。。。

自分の最期はどうしますか