人声久語(拾遺帖つづり)

世の中そんなに捨てたもんじゃないよ あんまり頑張らないで 捨てられるものは捨てて行きましょう

霧笛は誰を呼んでいる

冷気射すような街風が流れていても

我が心層深くには安堵するような温く

ゆったりとした音風が吹いている

我が横浜の みなと あたり

赤と白の入港灯に導かれながら

湾郷(ブリッジ) を今まさにくぐり出帆しようとしているその船尾(せなか)

白いハル(船体)と月に照らせれた

波頭が蒼く揺れて見えたのは。。。。

それは、、、、

だから、、、、

私の目が泪に溢れていたせい

それとも、言葉が風に飛ばされたせい

いや。。。違うことはわかっているの

なくして気づく大切なもの

傍に。。。あるから

。。。気づかない大切なもの

だった


それが、、、、

かけがえのない。。。。人

だった