人声久語(拾遺帖つづり)

世の中そんなに捨てたもんじゃないよ あんまり頑張らないで 捨てられるものは捨てて行きましょう

老兵は三歩下がって。。。。

最終的にどれだけ強くなって、実績を残せるかが重要ではないか
藤井聡太16歳

キーワードは「我慢」
技術は毎日の練習による自信、それを「発揮できメンタル」が強くなったおかげです
張本智和15歳

昨季の悔しさを絶対に今季晴らしたいと思っていました。トリプルアクセルの大技をやらない選択もあったと思うんですけど、「やらなかったほうがよかったな」という思いは絶対したくないと思いました。
紀平梨花16歳
彼女は今年の漢字は「笑う」と笑う

なんと彼らは、大人なのでしょう
私の時のように「大人になろう」なんてしなくとも、大人も顔負けの大人らしいではないか。

昭和とはえらく違うものかと逃げていたら(大人の悪い性分)、私は昭和を34年2ヶ月、平成を30年となんと同期間を生きていたのであった。
私が会社を起こして29年が終わった。この時に感じた環境の濃さが、「昭和」と「平成」の差を感じとして身に染みているのか。
私はどうしても「平成」の人間とは思えない「昭和』なのである。
拓郎が「伽草子」で唄う。もう少し幸せに成ろうよと。

私の娘たちが昭和最後を飾っているが、1度聞いてみよう。
昭和を、知っていますか?と。。。。


さて、彼らに戻ろう。
この他に、美誠、美宇、ひなの卓球三姉妹
、水泳の池江璃花子、柔道の安部詩、、、
等、数えたら尽きぬほど名前が上がってくるのが素晴らしい。すばらしい。
それも、彼らはその「結果」に満足することなく、辛い練習に顔を歪めて頑張る「素振りを見せない」これが、、、、

「これは勝てない」と、私に、そう思わせるのである。

私は今年、「小平奈緒」嬢に始まり「小平奈緒」嬢で終わりそうな予感なのである。平昌オリンピックでの彼女の「謙虚な態度」と「人に寄り添う姿」には感動を覚えて、通年カレンダーに彼女の写真を張って一年を過ごしたのである。

ひとりの姿勢がこうも人を感動と感謝をせるのかと。。。。
今年は、除夜の鐘まで「奈緒様」と一緒に終われそうである。

そこで、私は、ひとつ決心をした。
彼らには敵わない。
それなら、
老兵は去るのみ、三歩下がって、彼らの影を「起こして」行こうかと。

私も「起」、ゆる~りと歩こうか。

故に、私の年頭の漢字は、「起」に決めたのである。