人声久語(拾遺帖つづり)

世の中そんなに捨てたもんじゃないよ あんまり頑張らないで 捨てられるものは捨てて行きましょう

私は泣いています

0405 私は泣いています

今、春の予感に誘われ良い陽気に和む週末金曜日ですね
みんな、新採の若人が入って歓迎会の予定満載ではないでしょうか

斯(か)くゆう私は今、今週三回目の電車遅延のおかげでトコトコ各駅停車で横浜までの帰り道なのです

この月末には高齢のいやいや恒例の同級会が予定されます。
かの有名なシンゾウ君と同級ですからことしから60も半ばとなるのですが。。。。

今年は、母であり、つれあいであり、その身内の介護や世話のために参加できないと言う仲間が多いのです。
勿論、以前からそんな仲間もいるのですが。。。。
何だか心からの嗚咽にも似た声が聞こえるような気がしてならないのです。

それに対して、何もできないのです

そうかぁ~っと
言うしかないのです

情けないです

そう思ったら鼻水かポトポト、タラタラと出てきました
隣に座る若い彼女から、付けないでよと言われるような気がします

みんなが一生懸命なのに。。。。

何もズルなどしていないのに。。。。

何でこんなにせつないのでしょう


やっぱ、エエ格好しぃだけは許せない

目線の高さが許せない


みんなは知っていますか

今、これでもかと咲き誇る桜の木の下の地面のには、死体が埋まっていることを
だから、こんなに桜の木の下の人が群がるのだと

だから、桜の花びらの散りかたに刹那さが感じられるのだとね