くノ一
粋(いき)、いなせ、伊達(だて)。。。
「色」の道において最も理想的なものと考えた美意識を言うのだそうな。
何と一番に心しなければならない自意識といえる。
鯔背な姐さん鉄火肌
粋(すい)な奴、生粋(きっすい)に例えられる「純」。
それにひきかえ無粋(ぶすい)者とは、一番に敬遠しておかなければならない行動なのである。
通(つう)は、どうなんだい。。。
本来,「人情の機微に通じる」という意味のようであるが,ことに遊里の遊びに用いられ,遊び方の万般に通じていることを「通」いうらしい。
となると、これも自意識における美学となるのである。
はてさて、そうなると。。。。
私は誰ぁれ?
ここは、何処っ?
なんてその場を濁す輩がスキップを始めることになるのだが。
それは、周りを取り巻く「くノ一」色に対しての恐れが、、畏れが、、怖れが、、、
それを招くのである。
この弱身、この強がり、この見栄っ張り、、、男しかわからん所存。
「くノ一」を組み立てれば「女」に成ることは、これ、明白であり、匂いあり。
我、男となると、この「色香」に、
クラッ クラッ クラッ と千鳥足になること仕方なき現実である。
さて、ここまで何を目指してきたのか。。
「粋」な「通」の「おとこ」を目指していたはずなのだが、はてさて、難しい事に嵌まってしまったようだ。
台風一過。。。。