人声久語(拾遺帖つづり)

世の中そんなに捨てたもんじゃないよ あんまり頑張らないで 捨てられるものは捨てて行きましょう

お気をつけアソバセ

連休はとても清々しい1日でした。
皆様には、如何お過ごしのことでしたか。

私は、こんな秋を満喫できる日和の中で、土曜日に鎌倉に足を延ばしました。

台風の被害に遭われたり、これからまたそれを目の当たりにしようとされていた方には本当に申し訳ありませんでした。
私も、64歳を迎えた中、未だに現役としてやっており、息抜きなどお許しを得たいと感じること、どうかご勘弁をお願い致します。

この秋を感ずる鎌倉で、かの文豪たちの空気に触れ、その後、能狂言を観賞したのです。

鎌倉能楽堂は、施設はとても立派とは口にも出せないほどの寂しさで、私の最も避けたいクーラー攻撃を受けるような中、能演義はとても素晴らしく、感動の時を過ごしたのです。(鎌倉能楽堂は、民間が行っている事から、施設の内容は仕方のないことなのだそうです。)

その後、横浜に戻り名作落語を愉しもうと買い出しし、レジに並んだ時その時に、気付いたのです。
なんだか、手提げ袋が軽いのです。
何と、私の金庫が見当たりません。

慌てました~
青くなりました~
気絶しそうでした~

何か忘れていること、気付いたこと。。。。を必死に思いました。

金庫を出したのは、あそこと、あそこと、、、最後に金庫を開けたのは うっー

レシートはあったが電話番号がない。
連絡する場所は?
カードは??
現金は???
などと頭の中でくるくるぐるぐる回ります。。。。

まず、能楽堂にもナシ、JRに問い合わせて届けを済ませしたが、届けはない。
落ち着くため、一度家に戻ろうと考える。
そうして、スマホを見ると最後のカフェの連絡先が友人から送られていました。


この、カフェというのは~~~

能楽堂の手前50m程手前の"鎌倉だから入ってもイイかな"と言うようなお店で、アイスコーヒーに入れるミルクはミルクポットの中で固まっているような状態で、早々に切り上げ、レジ へ、、、、

そこで一言、
「あのミルクは使わない方がいいよ😃」。。。。と、、、~~~


桜木町で、店の方に電話を入れました。

「あの昼間に、澱んだミルクを飲んだものですが、、、イヤイヤ、あの~取っ手の所にダイヤが埋め込まれて、ドラえもんのポケット型の金庫が落ちていませんでしたか?」
『そんな、へんてこリンなお客様はうちにはお見えになりませんですわ』
『お客様、お気は確かで御ざいましょうか?』
「何をざぁーます言葉など使いやがって。。。。」
「あ~っ~!」
「ち チ ち 違います~~~」
『あの~ 黒い蛇革? トカゲ革? ワニ革?。。なんだか、とっても気持ちの悪っる~い財布ならお預かりしておりますが』
『と、て、も、重~い 黒財布。あの清張のような、、、ネ』
『お預かり致しておりますとも^^』

皆さん、わかりますか?
この、身体の芯まで透き通るような「コロラトゥーラvoice。。」を、

天使のようなエンジェルtoneが耳にこだましたのでした。

久しぶりに肝を冷やした日でした。
当然、その後、落語どころではなく、取りに行きましたが、出てきた女性が先程のエンジェルvoiceのオーナーママ。

何と笑顔緩やかに和み、可愛くとてもチャーミングな女性なのでした。

そっかぁ~ コンナトコロカラも出逢いが始まるのかも知れないぞと、ワクワクしながら、
スキップ スキップ アン ドウ トワ ♪♪

本当にありがとう。
これを読んで、良かったネと思っていただいた方に、心より感謝いたします。
皆様には、お気をつけアソバセ

お陰様で。。。。