人声久語(拾遺帖つづり)

世の中そんなに捨てたもんじゃないよ あんまり頑張らないで 捨てられるものは捨てて行きましょう

仰げば尊し その2

仰げば尊し
先日の本題が其のままになっていました
あの日は、出かける時にいつも一緒であるウォークマンより流れてきたのか「仰げば尊し」(by さだまさし唱歌を唄う)でした
4/15(水) 001から始まった曲が、9/18(金) にア行に入ったのでした
ア行を飾る一曲目は「あっ!やるときゃやらなきゃダメなのよ」横浜が誇るCrazy Ken Bandから始まりアオまで来ていたのです

我々の頃には卒業式と言えば定番曲であり、涙を誘う思い出と感謝を表す最後の一場面には必要でした

この曲じつは、長いこと原曲が解らなかったそうなのですが、英米の民謡を研究されている桜井雅人さんが執念で原曲を探し当てたのだそうです
それも、なんと平成二十三年のこと、ほんの10年程前なのですね

仰げば とうとし、、、、
互(たがい)にむつみし、、、
朝夕 馴(なれ)にし、、、、

ほぼ三番まで暗譜できますよね
さて、何番がお好きでしょうか

私は、断然に2番でした
どこがって?この部分なのですが

別るる後にも、「やよ」忘るな
身を立て 名をあげ、「やよ」励めよ

この「やよ」何々 「やよ」何々
ゴロがよく、優しい言葉のようでいて強く背中を押して貰っているような気がしませんか
「忘れるなよ」「励めよ」と、、
「よ」は強調の意だそうです

時代なのでしょう
歌詞があまりに古い文調であり、小学生や中学生には理解されないですね

原曲の歌詞は友達との別れが主題になっているようですが、
我々は、卒業する生徒が恩師に感謝するという意味で歌ったと思いませんか
もはや先生は尊敬される対象ではなくなっているのでしょうか
私も、最近失ったようです。。。

男女、親子、友人、先輩後輩、、、すべてに「尊敬」されることの大切さが唱われているように思ったのでした

 

「かく言う私も元気です」の一言で、こんな思いが吹っ飛んだ日でした

あっ!「やるときゃやらなきゃダメなのよ」っか