人声久語(拾遺帖つづり)

世の中そんなに捨てたもんじゃないよ あんまり頑張らないで 捨てられるものは捨てて行きましょう

品位、品格、そして品性

品位 (ひんい、grade)と問われて、即座に回答できますか。


人や事物にそなわっている気高さや上品さ。これは、品格とも言うらしい。

 見る人が自然に尊敬したくなるような気高さ、おごそかさ。これは、品性にも由来するのかもしれない。


「品位」は、見た目から想像される育ちの良さや社会的地位の高さ。
これは、無いな。

「品格」は、節操、見識などの立派さ。人間性
これは、人が与えてくれるとして、無いな。

「品性」は、、、、
悲しいくらいに、無いのかな。


「位(くらい)」と「格(かく)」と「性(さが)」

【品位】
人や事物にそなわっている気高さや上品さ。社会的地位の高さ。

【品格】
その人やその物に感じられる気高さや上品さ。気品。節操、見識などの立派さ。人間性

【品性】
道徳的基準から見た、その人の性質。人格。

こんな事を思いながら、それは誰なのかなと?と私なりに思って見ました。

「格」は総合的評価ですよね。
昭和の大横綱「太鵬」には、我々には無い品格が備わっていました。「心技体の充実なくして横綱とは言わず」

我が愛すべきオードリーには、「品位」が感じられます。
とても、気高く、物静かな中にある存在感、しかし、それがとても身近に感じられる親しみ。

「品性」は、内面的な心の意味となるのでしょうが。。。
人として、自然に頭を垂れてしまう人、その人の「品性」には敵いませんと。。。
私は、「皇太子 徳仁親王」その人をおいて思い浮かばないのです。
その気高さと、ひとり女性を心から思い、大切にする「紳士な姿勢」。
ひとりの男として完全に脱帽せざるを得ません。


なぜ、こんな事を思ったのでしょうか。。。。
それは、とてもとっても、貧しいのでしょうか。心が。。。。

今の地位が、名声が欲しいばかりに、誇示したいが為に、ひけらかし、弱きを踏み潰し、嘲り笑う、そんな輩が多いと思いませんか。

「真摯な思いで」なんて、紳士が笑いますよ。「真摯」が泣いています。

何をもって、格付け、位付け、品定めをすれば良いのでしょうか。

自分を含めて、考えて見るのも大切な事なのではないかと思います。

まんまるのお月様に顔むけができますように。。。。


上品 と 下品 それと 気品かぁ~