人声久語(拾遺帖つづり)

世の中そんなに捨てたもんじゃないよ あんまり頑張らないで 捨てられるものは捨てて行きましょう

2018-01-01から1年間の記事一覧

自分の最期は。。。

人工呼吸器をつけて体内に酸素を送り込み、胃に穴をあける胃ろうを装着して栄養を摂取させる。これら、延命治療であり、人の最期の"ともしび"を少しでも延ばすことをさしています。 ひとたびこれらの延命措置を始めたら、はずすことは容易ではありません。そ…

主人公

「主人公」1978年(昭和53年)の「私花集」に収められている。隠れさだファンとして、30年と言うことになるのか。(今では、40年) 「主人公」とは、いったい誰なのかなぁ。 人みな自分の人生の「主人公」であったはずなのに、時として振り返ってみると、今本当…

リーゼントと真っ赤なハイヒール

チャイナタウンE.yazawa そんな半端は認めねぇーさ俺をいったい誰だと思ってやがんだい!そこのッ!CAROL~そんなの認めねぇーEさ俺、E.yazawa ! わかってるよねヤ-ザ-ワ や ざ わ だよ ご存じ Eチャン 永ちゃん 昨日、14日は矢沢の69回目の誕生日なのです…

シベリアパン

今ある本を読んでいる。その中に、こんなくだりが目にはいった。 律子は、その真相を確かめたくてそこに向かった。それは、子供の頃ならどこにもあった、そして今ではどこを探してもないようなパン屋だった。そこに、ガラスケースに入った懐かしい顔を見つけ…

水たまり

台風の中、稲穂達は必死で頑張っていたのでしょうネ。 私は仕事柄、名字から、「水」には大いに関係がありとりわけ、農業、米づくり、田んぼ、ため池、用水路・・・・・土木屋です。 これらの果たしている社会的・自然環境的な水辺空間の創造は、お百姓さんだけの…

「草露白」読めますか 

(くさのつゆしろし)と読みます。 七十二候の一つ。二十四節気の白露の初候にあたり、9月7日~9月12日ごろに相当する。季節は仲秋。今日、この「草露白」にあたります。草露白は、「草に降りた露が白く光る」などといった意味です。 「露が降りると晴れ」とい…

みなとに吹く風

地震が発生していまーす。避難誘導を行いますので、所員の後に続いてくださ〜い。地震が発生していまーす。どなたかいらっしゃいませんか〜お客様はいらっしゃいませんか〜階上まで、アリーナまで、急いで避難してください......担架に運ばれた女性が…

ゆきあいの空

「ゆきあいの空」 夏から秋へと移り変わるころの空。行く季節と来る季節が同居したような空を「ゆきあいの空」と言うそうです。 自然の秘やかな変化を感じる心のゆとりもなかったのか、心地よい涼風を肌に感じふと朝空を見上げて思い出しました。 もう秋なん…

one good summer evening

心地よい夏の夕方に台風が、地震が大きな爪痕を残していった週末の夏の日であった。 首都圏だけは、自然の脅威を直接に感じないでいられることに、少しの感謝の中に多くの卑下を感じないではいられない思いでいます。正直に感ずるのです。東京オリンピックや…

この一時(いっとき) 「刹那」

「刹那」とは、仏教で言うところの「時間の単位」である。 梵語で 「Ksana」 という。 指を一回はじく時間が "65刹那" とか、"75分の1秒" とか言われていますが、ほんの短い時間、いっときなのです。 「時間」は人に平等に与えれ、好きなように使える「財産…

龍安寺から見えるもの

龍安寺の石庭は宇宙をあらわしている天体をうつしたと聞いたことがあります。 ちなみに石は15個。どこから見ても1度に15個は見えないんだそうです。石の数は全部で15個なのですがどの角度から眺めても必ず1個の石は他の石に隠れて見えないように造られてい…

虫時雨

虫時雨(むししぐれ) 実りの秋を迎え、台風がまたやって来ます。重たげにもたげた稲穂達は、大丈夫でしょうか。 もう少しで刈り入れです。 頑張れ!! 皆が待っているよ。 昨夜は一晩中、虫の合唱が聞きながら夢うつつでした。 この時季、秋時雨が降りそそ…

キッス

キッス~ 何故か嬉しいこの響き 遠い遥か昔の初キッスはどんな味だった? 甘酸っぱいレモンの味? 悔しくて苦い生姜味? 嬉しくて甘い桃色壇蜜味? 昼飯の酢豚色? 「あんなもん味なんかするか!」味? はてさて、若かりし頃を思い出すと、失敗の苦い想いが…

あなたは「ロゴス」?「パドス」?

「ロゴス」と「パドス」聞いた事お有りでしょうか。 あなたは、「ロゴス」?「パドス」?どちら派ですか。 人間の脳も左・右脳で機能が分かれ、左脳が「ロゴス」、右脳が「パドス」をつかさどります。左脳は論理的思考、右脳は情緒的思考を担当しているので…

8月 葉月に泣きまする

やっと長かった8月が終わります。皆さんは、如何お過ごしでしたでしょうか。7月には、猛暑となる日が続き梅雨らしき雨もないまま「暑い夏」が始まったのでした。私、四季は三季(春夏秋)でいいと思うほどの夏大好き者なのです。寒さ嫌いの冬大嫌い者の方が…

..胸さわぎ..

特に「何か」があったわけではないのだけど、何だか妙に胸さわぎがするって事あるでしょう。 嫌ゃ〜な予感。とても落ち着かない感じ。集中できないもどかしさ。 嬉し〜い予感。とても落ち着かない感じ。言葉にできないもどかしさ。 良い方、悪い方どちらに考…

ストローハットを被って

もの凄い太陽の攻撃が続いていますが、麦わら帽子は忘れてませんよね。 麦わらのことを英語で「straw(ストロー)」と言います。飲み物を飲むのに使うストローは「drinking straw」と言う。 ストロベリー(すとろべりー)の意味・語源・由来を調べてみました。…

海の底からの叫びが聞こえませんか

こんなコエが聞こえるのです。数年前からとても気になっていることがあります。 こんな光景をよく見かけませんか?今、プラスチック公害で地球環境、特に海のプラスチック汚染が拡がっています。 「海のごみ」それは「プラスチック」のごみ。そのなかでも、…

あなたの「背わた」を見せてください

変わった面白い料理教室のひとコマのようです。 みんなは、生ゴミが出ない料理法を知っとるかな。 ひとつ問題だぁ何故エビの背ワタを取るのか?解るものいるかぁ 「ハ~イ先生~」よし、壇蜜くん言ってみなさい 「エビの背ワタは、砂袋でじゃりじゃりして生…

お蜜さん~

昨夜「牡丹燈籠」思い出してくれましたね。 牡丹柄の提灯持った幽霊、それも下女との二人連れ。 幽霊が灯りを点けてくるのも御嗜好ならと嬉しくもなる。 夜に響く「カラーン、コローン、カラーン、コローン」という駒下駄の音? そう幽霊に足があるのでした…

久三郎様ぁ〰️

久三郎様ぁ〰️ 夜になっても、一向に暑さが収まるではなく、蒸し蒸しとじわりじわりと汗が身体に巻き付くような今夜..... 月夜に照らされた先には蛾の群れが飛び交い、中の一匹は蜘蛛の巣にかかり、もがくほどに蛾を身動きがとれない状態にし、蜘蛛の餌…

アルデンテ

スパゲティの理想の茹で加減は「アルデンテ(イタリア語:al dente)」と言う。 「アルデンテ」とは「歯に」ということである。 つまり、スパゲティを茹でながら、茹で加減を見るために一本取り出して、前歯で噛む。 この、抵抗感のある感覚これが「アルデン…

やさしい おとこ達

女は男に対し、「やさしいだけではねぇー」とよく言う。 しかし、理想の男性の条件には必ず「やさしい人」は入っている。 「やさしい」とは、それだけでは「つまらない」との意が含まれるのだろう。 「やさしさ」にも、ランクがあるのが解らぬのか? 好きで…

拾遺帖とはなんですか

此処は、拾遺する処 人に言えぬつまらぬ事を捨てて行くところを探しています 捨てる一方だったけれど そろそろ拾おうかと思っています 思い、重荷、想い出いらないもの捨てましょう その思い、此処を訪れる誰か拾って行きますから.... 時間は逃げないか…

悲しい同級生vsスーパーボランティア

ここ2年ほど前まで、震災対策で楢葉町へ通っていた。 楢葉町は、双葉町の南、広野町の北にあり福島県でも南に位置する。この二年前からは、全町民の帰還が開始されているが。。。。常磐道も全線が開通し、東西南北交通も路線も確保できたのではあるが。。。…

盆帰り一景

今日の駅の風情は、例年のごとく一景にそまる。ターミナルを行き交う人々の老若男女たちの手には、紙袋を提げている。中身は、「盆やすみ」での土産達である。日本全国の銘品と称される、色とりどりの土産店名入り紙袋が行き交うのである。「君は何処だい?…

重なる意味

8月15日に偶然とは思えない。昨日の朝の事です。5時代に一度目、そして8時前に二度目の人身事故で今、新橋駅手前で1時間閉じ込められた。 そうしたら、4,135曲入っているウォークマンを一曲目から聞き始めていた所、今、最後の曲で終わった。どのくらいの…

アンリトン ルール(Unwritten Rules)

大会屈指の剛腕、創志学園(岡山)の西純矢(2年)は敗戦が決まると、三塁ベンチでうなだれ、天を仰いだ。 彼は、投球もさることながら、投球後のガッツポーズが皆に知られることになる。 三振で雄たけびをあげ、チェンジで拳を振り上げ、パフォーマンス左…

今少し早ければ。。。

「終戦の詔書」(現代語訳)私は、世界の情勢と日本の現状を深く考え、緊急の方法でこの事態を収拾しようとし、忠実なるあなた方臣民に告げる。私は政府に対し、「アメリカ、イギリス、中国、ソ連の4カ国に、共同宣言(ポツダム宣言)を受け入れる旨を伝えよ…

東京湾夕まぐれ

今、まさに夕闇の中に富士山の姿が消えた。街の灯りが連なり、その上に暗灰色の帯が重なり、明るく光るオレンジの夕陽色が西の空を染め、空は蒼い墨を滲ませるように今一日を闇へと導いて行くのであった。 今までオレンジの背中に堂々と我を見せていた富士山…