人声久語(拾遺帖つづり)

世の中そんなに捨てたもんじゃないよ あんまり頑張らないで 捨てられるものは捨てて行きましょう

かいこく の がいこく人

今7:08、「生麦」の高架をバスで走っている。東京湾アクアライン、神奈川県川崎市から東京湾を横断して千葉県木更津市へ至る高速道路を通り房総半島の南端まで打ち合わせに向かう途中である。東京湾アクアライン道路全体の総延長は15.1kmで、東京湾を横断す…

横浜から秋を

ここ横浜は、秋日和。とても、温い(ぬくい)日差しと木葉薫がとてと心地よい休日です。こんな、贅沢な日を迎える事ができる私に感謝です。 洗濯は、終わりましたよね。今年も残すところ12月だけになりました。さぁ外に出ましょう! 1854年(嘉永6年)に、マシュ…

春よこい

僕が傍にいるよ 君を笑わせるから あなたはいつも笑っているのね そうさ。。。。だって ねぇ君 いつまでも見ていよう 風っ子踊る秋の夕刻 ひとこま遊び 秋の木枯らし吹き飛ばないように キラリと輝き ひとすじ伸びる 蜘蛛の糸の先っぽに 必死につかまる僕が…

感覚の違い。。。中庸とは

感覚の違いなのか 音楽、絵画、映画等々人の感性、趣味嗜好の違いによる好き嫌いがハッキリと分かれるものがある。これも、「0か100」ではなく、「49かなぁ51だなぁ」と際立つ違いの無いときもある。 「Go!いち主義」を知っているかと。迷った時には、51と…

「人にはどれほどの土地がいるのか」

「人にはどれほどの土地がいるか」 ロシアの農民パホームは 自分の土地に種子を蒔き、自分の土地を耕し、自分の草場で草を刈った。そうして自分の土地で薪を伐りだし、自分の地面で家畜を飼うこのような生活に満足をしていました。 ある日旅人が来て とても…

かなえられた祈り

《かなえられた祈り》 今、この言葉に一番ふさわしい人。それは、シリア北部で武装組織に3年間拘束されていた日本のフリージャーナリスト、安田純平が思い浮かぶ。また、ひと月も経たぬと言うのに、表に出ないことに心から安堵するのは、私だけだろうか。自…

標ない旅

標(しるべ)ない旅 閉ざされた部屋の窓を 開けてごらんよいつまでも そんな風に 塞いでいないで 君の声を見失うなよ今よりはるか高くのぼれよ 青春を旅する若者よ 君が歩けば そこに必ず 道はできる こんな詩をギター 一本で私たちに歌っていた歌手を覚えてい…

アルフ ライラティン ワ ライラトゥン

(アルフ ライラティン ワ ライラトゥン)』「千の夜と一つの夜」 むかしむかし、ぺルシアに、「カシム」と「アリババ」という兄弟がいました。 兄のカシムはたいそうお金持ちで、弟のアリババは貧乏(びんぼう)な木こりです。。。。 こんな、文章から始まる…

グノシェンヌ (知る)

グノシェンヌ(Gnossiennes)「知る」というギリシア語です。何だかとても、ひかれる「音」を持った言葉だと思いませんか。 ここまで、沢山の事を「知る」ことになりました。。。 良いこと、悪いこと、知りたくもないこと、そうして知り得て喜びとなった事な…

風なんて。。。

ちょっぴり寂しくて 振り返っても そこにはただ 風が吹いているだけ 人は人生につまづいて 人はただ振り返る。。。。 人はただ 恋をしたせつなさに たえきれず ちょっぴり寂しくて 振り返っても。。。。 こんなセンチな気分にしてしまう秋の夜 そこにはただ …

カエルが鳴くから帰~えろ

ここは、武州の国。そう東京からもさほど遠いところではなく、前には大都会東京が、後ろには群馬の山々が連なる東西に細長く伸びーる「さきたまの国」それが、オラの生まれた所。 オラは、Q太。この辺りは神の住む場所とも言われる場所でもあり先には、我ら…

人を安心させる光に。。。

人を安心させる光に 今日から11月1日となり霜月に相応しい寒い朝となった。今年も残りふた月、今紀も残り半年。 11月1日は「人を安心させる光」であることを知っていますか。 私達、侵略戦争後ひと桁生まれの世代にとっても、今の世の中の変化に戸惑うことも…

聞かせてよアントニン

聞こえてきたよ アントニン 農村を歩いている今年も稲穂が波打つ季節も終わり刈り取られた稲穂が並ぶ稲木たちそんな田んぼに静かな風が吹き抜けていた真っ赤な夕日が山に沈もうとしている帰りを急ごう夕まぐれ向こうに見えるは 夕煙。。。。 こんな時、耳に…

つけものの おもし くんへ

つけものの おもし つけものの おもしは あれは なに してるんだ あそんでいるようで はたらいているようで おこっているようで わらっているようで すわっているようで ねころんでいるようで ねぼけているようで りきんでいるようで こっちむきのようで あ…

幸せの匂い。。。って

幸せの匂いのする夢 「幸せの匂いのする夢」ってとっても暖かな毛布に包まれたようなフレーズ。 どんな匂い? どんな色? どんな音? そして、どんな夢だろう。 そっと、夕闇に閉じられようとしている帳を開けて、見たくなるような情景。 世知辛い世の中で、…

ようそろ(宜しく候)

ようそろ (宜 候) 夜の海を航海した経験があるでしょうか。私の一級船舶では、実際航行できる範囲が限られており大洋上を航海することはできません。しかし、灯台や「街の灯りがとても綺麗ねヨコハマ♪。。。」いやいや^^、街の灯りが見えなくなることも普通…

品位、品格、そして品性

品位 (ひんい、grade)と問われて、即座に回答できますか。 人や事物にそなわっている気高さや上品さ。これは、品格とも言うらしい。 見る人が自然に尊敬したくなるような気高さ、おごそかさ。これは、品性にも由来するのかもしれない。 「品位」は、見た目か…

眠りの精(少女は大人になりました)

夜のとばり に 包まれた部屋を清しい風がカーテンを揺らす少女は、闇のまどろみの中で眠りにつこうとしている... 小さい頃読んだ短い童話の絵物語 "眠りの精"というのがいて夜になるとスポイトで子供たちの目にミルクを落とす 目に見えない眠りの精にミル…

あなたは独りではない

マイケルの遺した言葉 「あなたは独りではない」(written by R. Kelly) 辛くて、苦しい時。 哀しくて、寂しい時 絶望が渦巻き、 暗闇から逃れられないと涙にくれる時。 どんな言葉にも意味もなく、味気なく感じる時 近くに温かい手があることに気付いた嬉…

一挨一拶(いちあいいっさつ)

こんばんは! 「挨拶」 おはよう ありがとう こんばんは さようなら やぁ 短い言葉で、お互い挨拶をしています。 この、何気ない言葉、とても大切な人との繋がりを絡める言葉なのでしょうね。 「一挨一拶(いちあいいっさつ)」 これは、禅宗からきている言…

コーヒーが冷めないうちに

朝方まで降っていた小雨が上がり、公園のベンチに腰を下ろす。前には、子供の自転車の練習をする父と息子、バドミントンをしながらハシャグ親子三人、ベンチに座り単行本を開く紳士淑女たち。。。。中で目を引いたのは、ワイシャツの袖をまくりゴムボールと…

男と女はフィフティ×50

今日も遅くなりました。雷光が夜空をスポットライトの如く寸断なく点滅している。 さすがに金曜日。電車も老若男女が、それぞれの顔で乗りあっている。平日ならこれの2割くらいではないだろうか? 前の席では、何故か、こんな時間に念入りの化粧に励む、若…

お陰様で

「お陰様」と「お蔭様」の違いはなんでしょうか 元々は「お蔭さま」が使われていましたが、常用漢字から外されたため代わりに「陰」が当てられるようになりました。最近では、ひらがなで「おかげさま」を使う人も増えています。 お陰様で 「お陰様」は、人や…

皇国の興廃此の一戦にあり

皇国の荒廃この一戦にあり。。 少なくとも、「昭和生まれ」を自負される方なら、この言葉は分かるはず。私は、神奈川県民になって54年、恥ずかしながら横須賀の三笠公園に行った事がなかった。横須賀と言えば、今何が思い浮かびますか?我々の時代の産物であ…

お気をつけアソバセ

連休はとても清々しい1日でした。皆様には、如何お過ごしのことでしたか。 私は、こんな秋を満喫できる日和の中で、土曜日に鎌倉に足を延ばしました。 台風の被害に遭われたり、これからまたそれを目の当たりにしようとされていた方には本当に申し訳ありま…

朝(あした)こそ

朝(あした)こそ... 週末の金曜日、Friday、明日から休みデイ皆さんは、どんな今夜をお過ごしでしょうか。明日の予定を楽しみに着替えを鞄に詰めている人、仕事の納めを報告書に書きとめている人、連休なんて無いさと昨日の続きを普通~に費やしている人…

メタモルフォーゼン

メタモルフォーゼン 「manifesteange」は、変容・変身・転生という意味で、ドイツ語。 何かをしたい。何かしなければ。何ができるの。 変えたい。変わりたい。変われるの。 自問自答で、行き止まる。 「変身」するなら何になる? 昨夜、新体制なるものを発表…

うまれた ひ

あなたが生まれた日わたしの生まれた日 この、人が誕生するという日はそれぞれにおいて人生の特別な日となるのでしょう。 我が子の誕生を身をもって体感する女性にとっては、男には到底理解することのできない深い思いがあるのだろう。 「よくぞ、私の中のに…

哀愁 (WATERLOO BRIDGE )

こんな季節になると、また逢いたくなる映画がありませんか。 ヴィヴィアン・リーとロバート・テイラーの「哀愁」です。屈指の恋愛映画と呼ばれ続けている名作のひとつであり、ロンドンの「ウォタルウ橋」から物語がはじまる。 思い出のお守りを握りしめ「若…

くノ一

粋(いき)、いなせ、伊達(だて)。。。 「色」の道において最も理想的なものと考えた美意識を言うのだそうな。何と一番に心しなければならない自意識といえる。鯔背な姐さん鉄火肌 粋(すい)な奴、生粋(きっすい)に例えられる「純」。それにひきかえ無粋(ぶすい…